三重県は20日、桑名市と菰野町で捕獲された野生イノシシ6頭について、CSF(豚熱)の陽性反応が確認されたと発表した。県内で感染が確認されたイノシシは42頭となった。
県によると、感染が確認されたイノシシは2―7日にかけて、地元の猟友会によって捕獲された。うち1頭は桑名市多度町内での捕獲、5頭は菰野町の千草や杉谷などにまたがる。
いずれも山林などに散布した経口ワクチンが感染の原因ではないことが国の検査によって判明。四日市市以南で捕獲されたイノシシの検査結果はこれまで、全て陰性となっている。
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