尾鷲 自然体験企画コン 宮之上小が特別賞 三重

【道標を制作した児童ら=尾鷲市の市有林で】

【尾鷲】三重県尾鷲市の自然環境を生かした森林体験プログラムに取り組んだ同市宮ノ上町の市立宮之上小学校がこのほど、公益財団法人安藤スポーツ・食文化振興財団(大阪府池田市)が主催する「トム・ソーヤスクール企画コンテスト」の推奨モデル特別賞を受賞した。

コンテストは全国の学校などから自然体験活動の企画案を募集し、優秀な団体を表彰し、18回目となる。214団体から応募があり、14団体が表彰を受けた。推奨モデル特別賞はユニークな企画で、全国の学校などの参考として広めたい取り組みに贈る。

プログラムは昨年6月から同10月まで、5回にわたって熊野古道八鬼山の市有林で実施。尾鷲ヒノキの間伐を体験したり草木や小石を取り除いて道をつくった他、ハンモックに揺られ、木にロープを張って綱渡りを楽しんだ。

自然体験を通して子どもの自主性を育てる体感塾「小山ハウス寺子屋」の森田渉さんが講師を務め、県や市職員、三重大生らが協力した。

児童らの希望で今月20日に6回目を実施。三重大生や絵地図作家の植野めぐみさんらの協力で、スギに絵を描いて道標を制作した後、サバイバルゲームをした。

北村伊織君(9つ)は「遊び場を自分たちでつくることができて楽しかった」と喜んでいた。

企画した市政策調整課の芝山有朋調整監は「受賞は励みになった。子どもたちにとって良い経験になったと思う。尾鷲市の自然環境を生かした体験活動を市外に発信していきたい」と話した。