障害者雇用促進カフェ新運営事業者 尾鷲の「OCK Ba―mi」に決定 三重

鈴木英敬三重県知事は20日の定例記者会見で、障害者雇用への理解を深めるために津市一身田上津部田の県男女共同参画センターに設置したステップアップカフェの新たな運営事業者が飲食店経営の「OCK Ba―mi」(尾鷲市)に決まったと発表した。店舗名は現在の「Cotti菜」から「だいだい食堂」に変更する。Cotti菜は3月29日に閉店し、新店舗は4月上旬に開店する。

ステップアップカフェは平成26年12月24日に開店。本年度までの5年間は社会福祉法人朋友がCotti菜として運営している。今年1月末までに約12万人が来店した。これまでに14人の障害者が働き、うち5人が企業に就職した。

本年度末で朋友との契約が切れるため、新たな運営事業者を募り、応募のあった3社の中からOCK Ba―miに決めた。同社は尾鷲市内で配食サービスを展開。障害者を雇用する場として製麺工場を立ち上げ、津駅前のうどん店「橙々屋」を経営している。

だいだい食堂ではメニューを一新し、うどんや定食などを提供。障害者2人程度を雇う。現在働く障害者1人は4月以降、鈴鹿市のCotti菜デリに移る。午前9時―午後5時としていた営業時間は短縮。午前10時に開店し、午後3時で注文を締め切る。

鈴木知事は「企業や県民の障害者雇用に対する意識の醸成に貢献していただいた」と朋友に感謝。「新たな運営事業者と共に、新しい仕組みやツールを活用するなどさまざまな働き方にチャレンジし、障害者雇用のモデルとなるよう取り組む」と述べた。