災害ごみ対策考える 南伊勢町でワークショップ 住民ら置き場確認など 三重

【災害ごみ対策について話し合う住民ら=南伊勢町神津佐で(町役場提供)】

【度会郡】三重県南伊勢町神津佐(こんさ)の公民館でこのほど、災害ごみについて考えるワークショップがあった。住民約50人が参加し、災害廃棄物の分別の重要性などを学んだ。

同町は昨年、台風19号の被害が大きかった長野県長野市に11月4―20日まで、2人体制で計8人の職員を派遣。現場では床上浸水や強風による被害で大量のごみが発生していて、仮置き場の不燃ごみの手選別や積み込み、運搬など災害ごみ処理支援を行った。

今回の経験を基に、同町においても事前の災害ごみ対策の必要性を痛感。大規模災害の発生後、被災した住宅の片付けなどが早期復興への第一歩になるため、地域住民と一緒に災害ごみ対策を考えるワークショップを初めて開いた。

職員らは長野市での体験を話し、被害の状況や作業の様子を紹介。災害廃棄物を12種類に分別することや、正しく分別することでごみを資源として再利用できることを説明した。

住民らは地図を広げ、地区内の一次仮置き場を確認。持ち込まれた災害ごみの置き場所や運搬車の進入経路、ボランティアへの対応などを話し合った。

町環境生活課の瀬古智秀係長は「住民と情報を共有し、協力することで少しでも早い復興につなげることができれば。今後も各地区で災害ごみの勉強会をやっていきたい」と話していた。