鳥羽 猫の視点で街並み紹介 県広報コンクール 石鏡町のプロモ動画が特選 三重

【「うみねこ いじかさんぽ」の一場面(鳥羽市提供)】

【鳥羽】鳥羽市地域おこし協力隊員の佐藤創さん(31)が制作した石鏡町のプロモーション動画作品「うみねこ いじかさんぽ」が三重県が主催する今年度の県広報コンクール映像部門で最上位の特選に選ばれた。20日に県庁で表彰式がある。

県内各市町の広報技術や情報発信力向上を目的としたコンクールで、本年度は同部門に県内8市1町から計旧作品の応募があった。

作品は5分50秒の映像作品で、海女と漁師が暮らす石鏡町を散歩する1匹の猫の視点を通して、急斜面に建てられた町並みや狭い路地、そこで生活する住民の姿などをアニメーションと実写を融合させた映像で紹介している。

佐藤さんは東京都あきる野市出身で平成29年7月から同市地域おこし協力隊の魅力情報発信担当として活動。昨年10月から12月にかけて石鏡町を歩いて作品を完成させた。

地元住民がメディア慣れしておらず、インタビューにも制限がかかった状況を逆手にとり、猫の視点でのストーリー展開に仕上げたという。今年6月末までの任期を終えた後はフリーランスで映像制作などを手がける仕事を続けるといい、「アニメーションと風景を合成させたコミカルな表現を評価いただいたことはうれしい。今後に向けて自信につながった」と話した。

作品は現在、動画配信サイト「YouTube」で公開されている。