実習生刺殺した疑い 四日市北署 同僚のミャンマー人男逮捕 三重

【四日市】三重県四日市市東富田町の塗装会社「広和塗装」の食堂で、ミャンマー国籍の技能実習生エイ・テツ・ジョーさん(25)=同市富田一色町=の刺殺体が見つかった事件で、四日市北署は18日、殺人の疑いで、行方が分からなくなっていた同僚のミャンマー国籍の技能実習生カン・ジョ・テッ容疑者(28)=同=を逮捕した。県警は認否を明らかにしていない。

逮捕容疑は16日午後4時ごろから4時25分ごろまでの間に、同社の食堂で、ジョーさんの背中を刃物で刺すなどし、殺害した疑い。司法解剖の結果、死因は多量出血と判明。ジョーさんは左肩より少し下辺りを1回刺されたという。

捜査関係者によると、テッ容疑者は18日午前0時ごろ、食堂から北東に約750メートル離れた同社の事務所兼社員寮前の路上に現れ、警戒中の署員が逮捕した。県警は17日深夜、殺人の疑いで、テッ容疑者に対する逮捕状を取り、指名手配を掛けていた。凶器とみられる刃物は見つかっていないという。

県警は現場付近の防犯カメラの映像で、犯行時刻とみられる16日午後4時25分ごろ、食堂から出てくるテッ容疑者の姿を確認している。現場から北西に約1キロ離れた近鉄富田駅の防犯カメラには、同日午後6時20分ごろ、名古屋方面行きのホームで、テッ容疑者に似た男が電車に乗る映像が残っており、足取りを調べている。

ジョーさんとテッ容疑者は昨年12月に来日し、1月から同社で技能実習生として働き始めたという。