伊賀南部環境衛生組合会議 史上初の一般質問へ データ改ざん問題ただす 三重

三重県の伊賀、名張両市の議員らで構成する伊賀南部環境衛生組合議会が27日の定例会で、一般質問を実施する見通しとなったことが18日、関係者への取材で分かった。昭和45年の組合議会設置以降で初の一般質問。宮﨑栄樹伊賀市議が登壇し、両市でつくる一部事務組合が運営する「伊賀南部クリーンセンター」(伊賀市奥鹿野)のデータ改ざん問題などをただす。

組合議会事務局などによると、組合議会の規則は「議長の許可を得た場合に一般質問ができる」と記しているが、これまで実施されたことはなかった。一般質問に関する申し合わせも存在しないという。

関係者によると、宮﨑議員が先月下旬、組合議会の富田真由美議長に一般質問の実施を要請。富田議長は全員協議会などでの質問を提案したが、宮﨑議員の強い意向で実施する方向になったという。

宮﨑議員は一般質問で、伊賀南部クリーンセンターの運転委託業者が排ガス濃度の測定値を改ざんしていた問題や、4年後に期限を迎える周辺住民との立地協定について、組合側の姿勢をただすという。

組合の管理者を務める亀井利克名張市長と、副管理者の岡本栄伊賀市長に答弁を求める方針。近く、富田議長宛てに質問の内容を通告し、本会議に先立つ全員協議会で議員らに報告される見通し。

宮﨑議員は取材に対し、一般質問に臨む理由について「より市民に見えやすい形で組合の姿勢を聞き出す必要がある」と説明。「住民の安全と安心を確保するため、十分な説明を求めたい」としている。