
大阪三重県人会(会長=村田吉優サイネックス社長)は17日夜、大阪市中央区のスイスホテル南海大阪で顧問・役員会議を開いた。
同会議は決議機関の役割を持つ役員会議と諮問機関の役割を持つ顧問会議を合同で開催することで広く意見を募り、相互交流を深めることを目的に開催されている。
会議では令和元年度の事業報告などが行われ、10月10日にシェルトン都ホテル大阪で「第13回関西三重県人の集い」を開催することなどを盛り込んだ令和2年度事業計画と収支計画を承認した。
村田会長は昨年の「関西三重県人の集い」が台風19号の影響で中止になったことなどを触れ、今年の集いについて「オリンピックイヤーならではの特別ゲストも計画している。三重県ゆかりの人を誘ってもらい、こぞって参加してもらえれば」と参加を呼びかけた。
鈴木英敬知事が「チャンスを活かす三重!」と題して県政報告。令和2年度から5年度までの4年間を大阪・関西万博に向けた重要な準備・仕込み期間と位置づけ、県の認知度向上や県産品の販路拡大など戦略的な営業活動を展開するための「関西圏営業戦略」を策定したことを紹介。「大阪三重県人会をはじめとした関西圏の各県人会のみなさんと連携して推進していきたい」と話した。
この日は、例年「関西三重県人の集い」で行われていた三重ボランティア基金への寄付金贈呈が行われ、村田会長から三重ボランティア基金会長の鈴木知事へ目録が渡された。