歯科医のマスク安定供給求める 三重県に緊急要請 県保険医協

三重県内の医師や歯科医師が加入する県保険医協会(宮﨑智徳会長)は17日、新型コロナウイルスの感染拡大でマスクが不足しているため、歯科医に安定的に供給するよう求める緊急要請書を県に提出した。

県や県保険医協会によると、県は14日以降、県職員用に備蓄していたマスク約10万枚を県内の医療機関や診療所に配布。配布先に歯科医療機関は含まれておらず、マスクが不足しているという。

要請書では「歯科医療従事者でもマスクは院内感染防止策で必要不可欠」と指摘。歯科医向けの問い合わせ窓口の設置と、歯科医へのマスクの供給を求めた。同日、鈴木英敬知事に宛ててファクスで送付した。

県保険医協会の担当者は「患者の口内を治療する歯科医は感染予防のために常にマスクを使っている。ぜひ歯科医療を置き去りにせず、医科・歯科を問わずマスクを供給してほしい」と話した。

県薬務感染症対策課は歯科医に配布しなかった理由を「新型コロナウイルスの患者と接触する可能性のある病院や診療所に優先的に配布した」と説明。要請を受けて「今後、検討したい」としている。