鉄道小学生新聞コンで湯前君が銀賞 伊勢の大湊小、「神都線」にスポット 三重

【銀賞受賞した「鉄道今昔物語」を手にする湯前君=伊勢市小俣町の市小俣総合支所で】

【伊勢】三重県伊勢市の大湊小学校5年生湯前龍真(りょうま)君(11)が、日本民営鉄道協会が主催する「『私とみんてつ』小学生新聞コンクール」個人部門で銀賞に輝いた。

コンクールは、鉄道をテーマに調べたり取材したりして、手書きでB4サイズの新聞を作成するというもの。全国から7270点の応募があり、湯山君は銀賞(同協会広報委員長賞)に選ばれた。

受賞作品のタイトルは「鉄道今昔物語」。かつて伊勢市内を走り、昭和36年に廃線になった「三重交通神都線」にスポットを当てた。湯前君は、約40年間近鉄の運転士として勤め上げた鈴木敏雄さん(同市曽祢)に取材。鈴木さんの案内で夏休みに神都線跡を自転車で巡って写真を撮り、神都線の特徴や参宮客でにぎわった当時の様子を聞いた。編集作業では、神都線の昭和30年ごろの資料写真と現在の写真を対比して配置。鈴木さんの言葉を記事にまとめ、タイトルや見出しのデザインも工夫した。

同市小俣町の市小俣総合支所で13日、北村陽教育長に受賞を報告した。幼いころから電車が好きだった湯前君は、小学1年からコンクールに応募を続け、今回はトップの最優秀賞を目指していたという。「最優秀を狙っていたので悔しい。取材したことを限られた文字数でまとめるのが難しかった。来年こそ頑張ります」と意気込んだ。

受賞作品のポスターが、近鉄宇治山田駅構内に今月末まで掲示されている。