飲酒運転で当て逃げ 小学校教諭を懲戒免職 県立高教諭を体罰で戒告 三重県教委

【記者会見に臨む廣田教育長=三重県庁で】

飲酒運転で物損事故を起こした上、事故現場から逃走したとして、三重県教委は13日、四日市市立四郷小学校の男性教諭(62)を同日付で懲戒免職処分にしたと発表した。サッカー部員に体罰でけがを負わせた三泗地区の県立高校の男性教諭(35)は戒告処分にした。

県教委によると、小学校教諭は昨年7月7日午後に飲酒したにもかかわらず、四日市市内の自宅から1・7キロ離れた飲食店まで乗用車を運転。バックで駐車しようとしたところ、駐車場を出ようとした別の乗用車にぶつかった。警察官が駆け付ける前に、酒気帯び運転の発覚を恐れて逃走した。家族の説得で、同日午後10時半ごろに四日市南署に出頭した。

小学校教諭は昨年12月17日に四日市区検察庁に道交法違反(酒気帯び運転、報告義務違反)の罪で起訴され、同20日付で四日市簡裁から罰金38万円の略式命令を受けた。60歳で定年退職し、再任用職員として特別支援学級の担任をしていたという。

一方、高校教諭は昨年10月3日、顧問を務めるサッカー部の練習で1年の男子生徒の表情に腹を立て、あごを下から小突き、口内を切るけがを負わせた。保護者の訴えを受け、別の顧問が管理職に報告。平成28年にも体罰をしたとして、文書訓告を受けていた。

廣田恵子教育長は記者会見で「飲酒運転や体罰の対応策を検討し、根絶に取り組んでいた。事態を防げなかったことに対し、深くおわび申し上げる」と陳謝。「教職員一人一人が不祥事を起こさないという意識を持ち、根絶につながるよう取り組む」と述べた。