美術への情熱感じて 津で三重大卒業制作展

【三重大学美術教育コース生の卒業・修了作品が並ぶ会場=津市大谷町の県立美術館県民ギャラリーで】

【津】三重大学教育学部美術教育コース生の卒業制作展が12日、三重県津市大谷町の県立美術館県民ギャラリーで始まった。学部生8人と院生3人の学びの集大成計55点を展示している。16日まで。入場無料。

この1年をかけ取り組んだ卒業、修了制作で今期は絵画5人、デザイン4人、彫刻2人が出品した。

70人の女性の顔をさまざまな色彩と表情で描いたアクリルの大作、ページをめくると花、鳥、公園などが飛び出す仕掛け絵本、恐竜の皮膚を細部まで表現した彫刻などが並ぶ。

作野光祐さん(21)=伊勢市船江=ははだしの男性の足と黒いハイヒールが並ぶ彫刻でジェンダーレスが認められる社会や自身の今後への思いを表したという。

同展リーダーの加藤仁美さん(22)=愛知県稲沢市=は幼い頃の写真や絵、賞状などを幾重にもコラージュし、マイナスとプラスの感情の対比で表現。同展について「強い個性のメンバーが一つになった作品展。それぞれの情熱を感じてほしい」と呼び掛けていた。