三重県・組織改編 「スマート改革推進課」新設 業務効率化の司令塔

三重県は12日、令和2年度の組織改編を発表した。AI(人工知能)などの最新技術で庁内の業務を効率化させる「スマート改革」の司令塔として、総務部に「スマート改革推進課」を新設する。

スマート改革推進課は、庁内のシステムを管理する地域連携部の「情報システム課」を総務部に移管し、名称変更する形で組織。改革の準備に当たってきた行財政改革推進課の業務も加わる。

開催を翌年に控える三重とこわか国体・とこわか大会(全国障害者スポーツ大会)の開会式などに出席される皇室への対応に備え、戦略企画部に「行幸啓課」を新設。6人を配置し、開催年度は増員する。

県によると、他県の国体でも皇室の来県に備えて「行幸啓室」などが設けられることはあったが、課としての設置は都道府県で初とみられる。県は「万全の態勢で皇室を迎える姿勢を示した」としている。

政府が来年、志摩市で開く「太平洋・島サミット」の開催支援や機運醸成などを目的に「同サミット推進班」を雇用経済部に新設。次長級の同サミット推進総括監と課長級の同サミット推進監を設ける。

また、相次ぐ事務処理ミスを防ぐため、本庁に「係長」のポストを設ける。各課の「班」に配置し、主査級の職員を充てる。地域庁舎などには、係長に準じる役職として「課長代理」を設置する。