伊勢神宮に「あのりふぐ」奉納 志摩の協議会、大漁願う 三重

【あのりふぐを入れた木おけを担いで宇治橋を渡る「あのりふぐ協議会」の会員ら=伊勢市の伊勢神宮内宮で】

【伊勢】三重県志摩市の安乗漁港を中心に水揚げされる天然トラフグ「あのりふぐ」が9日、伊勢市の伊勢神宮内宮に奉納された。

あのりふぐは、伊勢湾を含む遠州灘から熊野灘にかけての海域で漁獲される体重700グラム以上の天然トラフグで、三重ブランドに認定されている。

三重外湾漁協安乗事業所や漁業者、旅館組合などでつくる「あのりふぐ協議会」(浅井利一会長)が平成10年度より2月9日を「ふぐの日」と定め、大漁や海上安全を願って奉納を続けている。

この日は、同協議会関係者ら約30人がそろいのはっぴ姿で参列。あのりふぐ7匹、計23キロを木おけに入れて担ぎ、宇治橋を渡って神楽殿に納めた。

同事業所の山川源一理事(67)によると、今季は悪天候の影響で漁に出られなかった日が多く、これまでの漁獲量は約十トン。漁は今月末まで続くという。山川理事は「あのりふぐは刺し身や鍋で食べるとおいしい。ぜひ、安乗に食べに来てもらいたい」と話していた。