1月の三重県内企業倒産は8件 負債総額19億600万円 帝国データバンク

帝国データバンクは7日、1月の三重県内企業倒産集計(負債額1千万円以上)を発表した。前年同月と同じ8件の倒産があった。クリーニング店経営の米若(松阪市)と建築工事の大風工務店(鈴鹿市)の2件が5億円以上の負債を抱えて倒産し、全体の負債総額を押し上げたため、前年同月より5億4200万円増の19億600万円となった。

業種別では、運輸・通信業とサービス業で各2件、建設業と不動産業で各1件あったほか、その他の業種でも2件発生。小売業では1年ぶりに発生がなかった。いずれも販売不振による不況が原因で倒産した。地域別では、北勢で5件、中南勢で3件だった。

従業員が10人未満の中小零細企業が中心で、2件は個人経営だった。業歴は30年以上が4件で、全体の半数を占めた。いずれも破産申請した。

津支店は「比較的業歴の長い企業の倒産傾向が続いている」と説明。「中東情勢の緊迫化や新型コロナウイルスの広がりによる影響など先行きが不透明。倒産件数の増加と規模が大きくなる傾向にある」との見通しを示した。