紀宝町 職員2人を懲戒処分 口座振替手続き怠る、情報漏洩も 三重

【南牟婁郡】三重県紀宝町は7日、町営浄化槽使用料の口座振替手続きと請求処理を怠った職員と、個人情報を漏洩した職員に対する計2件の懲戒処分を発表した。内訳は減給1件、戒告1件。管理監督責任をとって、西田健町長と新元明生特別参与を減給10分の2(1月)とした。

減給10分の1(6月)となった40代男性課長補佐は、平成20年度から令和元年6月までの間、町営浄化槽使用者の口座振替の登録手続きと、使用料の請求処理を怠った。

昨年7月に町民から「口座振替されていない」と町に問い合わせがあった。調査したところ、76件1615万円の未請求が発覚した。担当者が1軒ずつ訪問して謝罪し、未納分は納付してもらうという。

戒告となった40代男性課長補佐は昨年6月、町民数人の氏名や住所が記載された書類を別の町民に見せた。さらに同年9月、町民1人の住所や氏名が記載された申請書類を別の町民に見せた。情報漏洩による被害は報告されていないとしている。

西田町長は「法令順守の意識を徹底し、再発防止に努めたい」とコメントした。