伊勢 谷口さん農場、JGAP取得 こだわりのトマトとメロン 三重

【JGAP認証取得を鈴木市長に報告した谷口さん(中央)と妻のゆかりさん(左端)=伊勢市役所で】

【伊勢】三重県伊勢市小俣町でトマトとメロンを生産する農家、谷口順吾さん(58)さんの農場「こだわりのトマトとメロン作り谷口」が、食の安全に取り組む農場に与えられる認証「JGAP」を取得した。メロンでの認証取得は県内初、トマトは個人経営の農場として初めてとなる。

谷口さんは約40年、トマトとメロンのハウス栽培を続ける。かつては産地だった小俣町で農家が減少する中、10年ほど前から農産物のブランド化に力を注いでいる。トマトは、実が締まりかんだときのぱりぱりした食感が特徴の「ぱりぱりとまと」など2種類をつくり、年間約35トンを出荷。2016年の伊勢志摩サミットでは、各国首相をもてなす食材にも採用された。

JGAPの取得は、さらなる品質の向上と農業で地域を盛り立てたいとの思いから、約1年前から準備。生産工程や衛生面の管理を徹底して明文化し、認証機関の審査を受け、昨年12月に認証された。

市役所で6日、谷口さんが鈴木健一市長に報告した。谷口さんは「トマトは8、9割が関西への出荷なので、地元で食べてもらう機会が少ない。認証を機に、もっと地元の人に食べてもらいたい」とPR。「認証取得はゴールではなくスタート。日々向上に努め、おいしいトマトとメロンをつくりたい」と話した。

トマトは市内の産直市場やインターネットで購入できる。メロンは7、8月のみ。問い合わせは谷口さん=電話0596(22)2896=へ。