東京パラ聖火リレー 県内29市町から集火 三重県が詳細発表

東京パラリンピックの聖火リレーについて、三重県は6日、県内29市町から火を集める採火式の詳細を発表した。海女小屋の火場や伊勢神宮の恒例祭典と同じ「火きり具」での火起こしなど各市町独自の方法で採火し、津市一身田上津部田の県総合文化センターに集める。その後、開催地の東京に送られ、全国から集まった火と一つになってリレーされる。

パラリンピックの聖火は開催国の各地域から炎が集められ、開催都市をリレーする。東京パラリンピックでは、全47都道府県が8月に採火式などを盛り込んだイベント「聖火フェスティバル」を実施する。

県内の聖火フェスティバルは13―16日の採火式で開幕。16日に県総合文化センターで県内各市町の火を一つに集める「集火式」があり、同日の「出立式」で東京へ送り出す。

県は各市町が採火式を実施する日程や会場、採火方法などを公表。今のところ、13日に実施する市町が最も多く、会場は役場や特別支援学校など公共施設が中心。一部の市町は検討中として明らかにしていない。

志摩市では、国の重要無形民俗文化財に全国で初めて指定された海女漁にちなみ、市内の海女小屋で火場から火を採る。四日市市は萬古焼、伊賀市は伊賀焼の窯から採火し、伝統的な焼き物をアピールする。

47都道府県から集まった火は8月21日夜に東京で開かれる集火式で一つに統合。統合された聖火は22日から四日間の日程で東京都内をリレーで巡り、25日の開会式で聖火台にともされる。