四日市市 新年度予算、一般会計1198億円 過去2番目規模 三重

【記者会見で新年度当初予算案について話す森市長=四日市市役所で】

【四日市】三重県四日市市は5日、新年度当初予算案を発表した。一般会計は、前年度比0・9%減の1198億7千万円で、過去最高額となった前年度に次ぐ規模。新総合計画に位置付けた3つの重点的横断戦略プランや、推進計画事業に重点配分した。12日からの市議会2月定例月議会に、当初予算案を含む43議案と報告1件、計44件を上程する。

歳入は、法人市民税や償却資産に係る固定資産税が減少見込みで、歳入全体の60・8%を占める市税は、過去最高だった前年度と比べて5・2%減の729億円を計上。

歳出は、新総合計画スタートに合わせ、多くの新規事業、拡充事業を盛り込み、積極的な予算編成を行った。しかし、中長期的には人口減少による歳入減や高齢化による社会保障関連経費増が見込まれるため、15―16年後の公共施設の更新ピークに備えるためにアセットマネジメント基金の計画的な積立分として10億円を計上した。また市債発行を償還額以下に抑制してプライマリーバランス(収支均衡)を確保し、将来世代に過大な負担を先送りしないように努めた。

条例案は、地方公務員法及び地方自治法の改正による会計年度任用職員制度創設に伴う条例制定や改正などを予定している。

記者会見した森智広市長は「歳入は高水準を維持し、不交付団体も維持されていく」とし、「総合計画の1年目で、格別な思いがある子育て・教育を中心に思い切った政策も入れているほか、今後10年のための予算となっており、長期的な視野に立って、まず第一歩、きっかけ作りの予算も多く入っている」と述べた。当初予算案を「新たな10年・元気いっぱい予算」と命名した。