「みえこめこ」販売 グルテンフリー需要増見込み 事業者向けに 三重

【みえこめこを紹介する平沢理事長=三重県庁で】

米粉の普及を目指す有志の団体「三重県の米粉を普及する会」は6日、県産の米粉「みえこめこ」の事業者向け販売を開始する。小麦粉を摂取しない食事「グルテンフリー」の需要増を見込み、パン屋や洋菓子店、飲食店などを対象に売り込む。

平沢美奈子理事長は県内出身で、食品関係のコンサルタント会社「ジェムフーディーズ」(東京)の社長。長男の小麦アレルギーをきっかけに米粉の普及活動に取り組み、昨年6月に有志らと同会を設立した。

原料の「ミズホチカラ」は、九州沖縄農業研究センターで開発された米粉用品種。従来の品種に比べてアミロースが多く、ふっくらと仕上がる。松阪市の農業法人「玉善」に生産を依頼し、県産米にこだわった。

県内の飲食店では、みえこめこを使ったメニュー開発が進む。津市の「米粉カフェY×3」はパンや菓子を販売。松阪市の「カフェハンキードリィ」は唐揚げ、津市の「よろこば食堂津店」はパスタに使用する予定。

県庁で記者会見した平沢理事長は「小麦が食べられないセリアック病が海外で増加し、グルテンフリーは外国人観光客にも需要がある」と説明。「将来的には県産品種で米粉を作りたい」と語った。

300グラムが300円、2キロが千円、20キロが1万円(税抜き)。20キロは送料込み。問い合わせや注文は、同会=電話050(5361)9086=へ。平日の午前9時―午後6時まで受け付ける。