細密画で超現実世界 津西高3年 菊島さん初個展 三重

【細密画の作品を紹介する菊島さん=津市一志町田尻の松尾表具店ギャラリー「一期一會」で】

三重県立津西高校3年の菊島耕太郎さん(18)=松阪市嬉野中川町=の初個展「細密画展『積層』」が、津市一志町田尻の松尾表具店ギャラリー「一期一會」で開かれている。極細のペンで独自の世界観を細密に描いた大小の作品66点を展示している。29日まで。日祝日は定休日。

菊島さんは美術部に所属し卒業後は芸術大学に進学する。中学生の頃から極細の水性ペンを使った線画を描いており模様、生き物、植物、建物などいずれも細密で超現実的なのが特徴。知人の勧めで初個展が実現した。

中2の時最初に描いた模様からひしめくように重なる建物を描いた近作までの小品を時系列に展示。高一の時「世界の終わりを表現した」という20号の作品は女性の姿をした地球が、月と太陽を操るようで、衣装の裾にはビル、畑、大砲、作物などが緻密に描かれている。

菊島さんは「中学からの絵が積み重なって今になった。じっくりと細部まで目を凝らして見てほしい」と来場を呼び掛けた。