
三重県は3日の県議会代表者会議で、令和2年度一般会計当初予算案が約7407億円に上ることを明らかにした。当初予算案の総額としては、平成15年度以降で最高。17日の県議会本会議に提出する。
前年度比では、知事選後の実質的な当初予算となった令和元年度6月補正予算後より2・4%(約170億円)の増加。防災関連の公共事業費や高齢化に伴う社会保障関連経費が全体を押し上げたとみられる。
各部局は令和2年度一般会計当初予算案の編成に当たり、前年度6月補正予算比で229億円(3・2%)増の7465億円を要求していた。県は当初予算案の詳細を12日に発表する。