津市が鎮江市への派遣を中止 新型コロナウイルス拡大受け

【津】中国湖北省武漢市を中心に新型コロナウイルスによる肺炎患者の発生が拡大していることを受け、津市は31日、市内の高校生や大学生ら十人を3月に友好都市・鎮江市へ派遣する交流事業を中止すると発表した。患者数の増加が続き、参加者の安全確保が難しいと判断したため。市などによると、鎮江市は武漢市から約600キロ離れているが、二人の患者が確認されているという。

両市の友好都市提携35周年を記念して3月25―31日まで派遣し、江蘇大の学生と交流する予定だった。昨年12月16日―1月31日まで参加者を募集し、15人の応募があった。

主催する市と市国際交流協会は新型コロナウイルスによる肺炎患者が拡大し、終息の見通しが立たたないため、3月の派遣は難しいと判断。29日に鎮江市側に派遣中止の意向を伝えた。

市は31日、応募者に中止を連絡。市国際交流協会は「青少年の交流は重要なので、事態が安定すれば交流を続けたい」としている。鎮江市と交代で派遣し合う予定のため、次は令和三年度になる見込み。