ドローン飛行、鳥羽で実験 JTBとテラ・ラボ 三重

【ドローンの実証実験を見守る参加者ら=鳥羽市の鳥羽マリンターミナルで】

【鳥羽】三重県鳥羽市鳥羽一丁目の鳥羽マリンターミナルで31日、「空飛ぶクルマ」の実現に向けたドローン(小型無人機)の実証実験があり、旅行会社JTB三重支店(津市)と航空会社テラ・ラボ(愛知県春日井市)の共同事業体が離島への飛行実験を公開した。

同事業体は観光事業での活用を見据え実験を進めている。11月に熊野市で実施した実験では自動飛行による着陸精度、12月の南伊勢町の実験では目視外飛行に伴う安全体制の確保が課題だった。

一連の実験の集大成として迎えたこの日は、クルーズ船で鳥羽港に降りた観光客を離島や宿泊ホテルなどにオンデマンドで運ぶ移動手段としての活用を想定して、前段階として無人機による飛行ルート確保に向けた実験を公開。ターミナルから離島の坂手島、鳥羽シーサイドホテルを経由して再びターミナルに戻るまで約5キロを飛行させた。

実験を見守った渡邉信一郎副知事は「新しい時代にふさわしい挑戦としてリーダーシップをとりたい」と話した。

共同事業体を代表してJTBの内海勝仁中部広域代表は「各自が協力することで初めて成り立つ事業。成功に向けて尽力したい」と語った。