松阪 洋菓子店「アンスピラシオン」開店 相可高出身の宮原シェフ 三重

【「パティスリー アンスピラシオン」を開店した宮原シェフ(中央)=松阪市嬉野須賀領町で】

【松阪】三重県立相可高校出身のパティシエ宮原淳さん(33)はこのほど、松阪市嬉野須賀領町にケーキ店「パティスリー アンスピラシオン」を開店した。

宮原さんは紀北町紀伊長島区長島出身で同校食物調理科製菓コース初の男子生徒。東京の洋菓子店で腕を磨き、平成24年からはケーキの本場フランスに渡り、「美食の町」として知られる同国第二の都市リヨンの「デリスデサンス」で1年間修行した。帰国後は大阪上本町の老舗「なかたに亭」で製菓長を務め、独立開業に向け昨年7月に辞めた。

フランスではケーキの素材作りの大切さを学んだ。アーモンドのペーストも粒を焼き上げる最初から作っていて、手間をかけた風味や鮮度を実感した。

店名のフランス語「アンスピラシオン」は英語のインスピレーションの意味。お勧めの自信作はチョコレートケーキの「アレクシー」と「デリス」。いずれも税別530円。アレクシーはデリスデサンスで働いていた時の同僚の名前。店舗に2人が並んだ笑顔の写真を掲げている。

宮原シェフは「旬のフルーツを使って新しいケーキを提案して喜んでもらいたい。近々デコポンで」と張り切っている。

問い合わせは同店=電話0598(31)3101=へ。営業時間は午前10時から午後7時まで。定休日は水曜日と第2・4火曜日。