
【鈴鹿】三重県鈴鹿市は29日、同市役所で「令和元年度同市改善力アッププレゼンテーションコンテスト」を開き、職員が優良事例を取り入れ、業務改善に向けて考案したアイデアを発表した。
課や部署などで構成する有志の11組が参加。各所属が抱える課題解決に向け、他の行政機関や企業での実践事例を元に、効果的な活用方法を検討し提案。
末松則子市長ら3人が審査員となり継続性や実現性、新規性などを評価。最優秀賞のグランプリには、日本マクドナルドの人事制度を活用し、名刺にシールを貼ってスキル保持を証明する中央消防署の「名札で伝える『私の知識』」、末松市長の評価が最も高かった市長特別賞には、全国自治体が開発する多様なアプリを活用し、情報発信やポイント付与で財源確保につなげる都市整備部の「アプリで解決!公共交通の課題」が選ばれた。
職員研修の一環として今年で7回目。情報収集やプレゼンテーション能力の向上などを通じて、市の事務改善につなげるのが狙い。