新型ウイルス 三重県が対策本部を設置 政府方針受け

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、三重県は29日、県幹部らでつくる対策本部を設置した。対策本部を設置する政府の方針を踏まえて決定。30日に初会合を開く。また、県は新型ウイルスの電話相談窓口を設けた。

対策本部の設置は、鈴木知事が津市内で開かれた経営者交流会の講演で表明。鈴木知事は「総理が政府の対策本部を設置すると表明した。県も連動して設置したいと考えている」と述べた。

また、鈴木知事は「WHO(世界保健機関)は過剰に心配することはないと言うが、さまざまな対策が必要」と指摘。「県内でも中国の団体客を中心にキャンセルが相次いでいるホテルがある」と述べた。

その上で、感染が確認された奈良県の男性は、バスの運転手として中国湖北省武漢市からのツアー客を乗せていたことから「関係部局、バス協会やタクシー協会を含めて対策が取れるようにする」と語った。

対策本部は30日に県庁で本部員会議を開く予定。鈴木知事が本部長に就く見通し。知事のほか、副知事や各部局長、教育長、県警本部長らが出席し、感染拡大の防止策などについて協議する。

相談窓口=電話059(224)2339=は薬務感染症対策課内に開設。医療機関の受診方法や感染対策の相談を受け付けている。平日の午前9時―午後5時。