伊勢署 特養で女性投げられ重傷 容疑の介護士女を逮捕 三重

【伊勢】特別養護老人ホームで利用者を投げ飛ばして大けがを負わせたとして、伊勢署は28日、傷害の疑いで、三重県伊勢市村松町、介護士堤有香子容疑者(24)を逮捕した。「仕事を邪魔していらいらした。懲らしめてやろうと思ってやった」と容疑を認めている。

逮捕容疑は26日午前4時35分ごろ、伊勢市村松町の特別擁護老人ホーム正邦苑靜乾(しょうほうえんせいかん)内で、25日から1泊2日で施設を利用していた同市小俣町相合、無職女性(84)を投げ飛ばし、右太ももの付け根を骨折させる全治約2カ月の重傷を負わせた疑い。

同署によると、別の職員の一一九番で、当初事故として市内の病院に搬送。堤容疑者の報告に不審な点があったことから施設側が防犯カメラの映像を調べて犯行を確認し、役員が同署に通報した。

施設を運営する社会福祉法人慈恵会によると、堤容疑者は平成25年4月から勤務。これまでの勤務態度に特段問題はなかったという。倉井巌事務長は「厳正に受け止め、これまで以上に教育を徹底して再発防止を図りたい。家族に対しても誠意を持って対応する」と話している。