伊勢茶クリームのパン 明野高生とローソン共同開発 三重

【伊勢茶を使い共同開発した「ザクザクメロンデニッシュ」をPRする明野高生ら=伊勢市小俣町の明野高校で】

【伊勢】三重県伊勢市の県立明野高校食品科学科の生徒とコンビニ大手「ローソン」が、県産の伊勢茶を使ったパン「ザクザクメロンデニッシュ」を共同開発した。メロンパンとデニッシュを組み合わせた生地に、風味豊かな伊勢茶クリームが入った新商品で、28日から中部地区7県のローソン1600店舗で販売が始まった。生徒たちは「伊勢茶の粉末入りクリームのほどよい甘さとしっとりした生地、トッピングしたざらめのザクザクした食感を楽しんで」とアピールしている。

同校とローソンの共同開発は昨年に続き2回目。「地元食材を使った食感を楽しめるベーカリー」をテーマに、食品科学科の1、2年生14人が課外活動として取り組んだ。ローソンの担当者に商品開発のノウハウを学んで、20代女性にターゲットを絞り、若者に人気の高いメロンパンとデニッシュを組み合わせるアイデアを提案。地元食材は、県が生産量全国3位を誇る茶に決めた。製造を担当する山崎製パンから製品化に向けたアドバイスを受け、材料の配分や形、味のバランスを考え、試作を重ねて約半年かけ開発。包装にもこだわり、和紙をイメージした白いパッケージで高級感を出した。

2年生の東谷木葉(このは)さん(17)は「若い女性が疲れた時、食べて元気になるような商品を考えた。若い人だけでなくいろんな人に食べてもらい、伊勢茶も広めたい」と話していた。

1個130円。販売期間は2月24日までの予定だが、売れ行き次第で延長するという。