川越町長に城田氏再選 3回連続の無投票 三重

【当選が決まり万歳する城田氏(中)ら=三重郡川越町高松で】

【三重郡】任期満了(2月13日)に伴う三重県の川越町長選は28日告示され、無所属で現職の城田政幸氏(65)=高松=のほかに立候補の届け出がなく、無投票での再選が決まった。町長選が無投票になるのは前々回(平成25年)、前回(同28年)に続き3回連続。27日現在の選挙人名簿登録者数は1万2074人(男6118人、女5956人)。

午後5時に立候補届け出の受け付けが締め切られた後、同町高松の選挙事務所に姿を見せた城田氏は、集まった大勢の支持者に拍手で迎えられた。支持者と万歳三唱で当選を喜んだ城田氏は「皆様のご支援をいただき、当選を果たすことが出来ました」と謝辞を述べた。

1期目に着手した津波避難施設の整備や障害者の就労支援などを公約に掲げて挑んだ町長選だったが、無投票で終わり、城田氏は「防災・減災対策に取り組み、住んで良かった、もっと住みたいと思ってもらえる町を作って行く。当選はスタートラインであり、子どもたちが心豊かに育つ学びの環境作りを行い、未来に繋がり、笑顔で暮らせる町作りに取り組む」と気を引き締めた。選挙事務所には県内の首長や地元選出の県議らが駆け付けて祝福した。
■将来見据えた政策を
川越町長選は、現職の城田政幸氏(65)が無投票で再選を果たした。

出陣式では、近隣の首長や地元選出の県議ら約300人(主催者発表)が駆け付け、華やかな船出となった。前回の選挙に続き、連合三重など各団体からの支援を取り付け、盤石の体制を構築。前回に続いて不戦勝で乗り切った。

当選の報を受けた城田氏は「あるべき公務員像を目指して職員のマインドづくりをしながら、政策にしっかりと取り組んで来た結果、土台が出来つつある。来年に控えた第7次総合計画策定に向け、議論をしながらしっかりと進めていきたい」と1期4年の実績に自信を見せた。

中部電力の火力発電所からの税収で、県内随一の豊かな財政を誇る同町。人口は増加傾向が続いているが、国全体では人口減が進むほか、発生が危惧される南海トラフ地震などで中電頼みの財政状況が大きく変わる可能性もあり、予断を許さない。

2期目に向けて城田氏は「派手さはなくともしなくてはいけない政策をやりたい」と語り、1期目に着手した津波避難施設の整備や障害者の就労支援などの政策を進めたい構えだ。来年には、その後10年間の「未来予想図」といえる第7次総合計画策定も控えており、町の将来を見据えた政策を打ち出せるのか、手腕が問われている。