津RC50周年記念式典 三重大医学部小児科学に寄付 三重

【平山教授(右)に目録を手渡す乙部会長=津市羽所町のホテルグリーンパーク津で】

【津】津市北部の経営者らで作る奉仕団体「津北ロータリークラブ」(乙部公裕会長、会員52人)の創立50周年式典が26日、三重県同市羽所町のホテルグリーンパーク津であり、鈴木英敬知事、前葉泰幸市長らを来賓に関係者約90人が節目を祝った。

同団体は昭和44年に県内13番目のクラブとして創立した。式典で乙部会長(70)は「50周年を迎えたのは仲間や地域の支えがあってこそ。先輩が築いた50年の歴史を受け止め時代の変化を見据え思い新たに活動を進めたい」とあいさつ。鈴木知事は「次の還暦、百年に向けてまい進して」と祝辞した。

周年記念事業として三重大付属病院小児科学に100万円を寄付。乙部会長から同大大学院医学系研究科の平山雅浩教授(59)に目録が贈られた。

式典に続き平山教授が「三重大学における小児がん診療の取り組み」と題し記念講演。祝賀会では同大応援団の演舞が花を添えた。

今回の寄付は駒田義弘同大学長が同団体の名誉会員であることなどから同大と連携した活動を望む声があり、同病院が厚労省指定の小児がん拠点病院として先進的な研究を進めていることから贈呈が決まった。

平山教授は「三重大は小児がんの研究診療に50年以上の歴史があり政令都市以外で唯一国の指定を受ける拠点。寄付金は子どもたちのがん診療や研究に生かしたい」と述べた。