近大高専センバツならず 21世紀枠 3大会ぶり県内勢出場なし 三重

【21世紀枠でのセンバツ出場を逃し重阪監督の話を聞く近大高専の選手ら=名張市春日丘の同校で】

第92回選抜高校野球大会(日本高野連など主催)の出場32校を決める選考委員会が24日、大阪市内で開かれた。21世紀枠の東海地区候補だった近畿大学工業高専(三重県名張市)は同枠での選出校(帯広農、磐城、平田)の補欠校となり、春夏通じて高専初の甲子園出場の夢は実現しなかった。

一般選考枠でも県内高校の選出はなく、3大会ぶりに県勢が出場しないセンバツになる。

近大高専は昨年9月の秋の県大会で初優勝した。10月の東海大会は初戦の準々決勝で静岡県代表の加藤学園に延長十回、4―5で敗れてベスト8で終わったが、成績以外に学校の特色などが加味される21世紀枠の最終候補に残っていた。

名張市春日丘の同校では村田圭治校長が選手らに選考漏れを報告。重阪俊英監督は東海大会で対戦した加藤学園が一般選考でセンバツ出場を決めたことを紹介して「ツメの甘さが今回の結果につながった。これを糧に練習に励もう」と激励した。投打の要の白石晃大選手(2年)は「悔しいですけどこれで覚悟ができた。自力で甲子園に行く」と話し、夏の県大会初制覇へ決意を新たにしていた。