女性の特性理解して 津で県スポーツ医・科学セミナー 三重

【講演する鯉川なつえ氏=津市一身田上津部田の県男女共同参画センターで】

三重県体育協会などは23日、津市一身田上津部田の県男女共同参画センターで、県スポーツ医・科学セミナーを開き、順天堂大陸上競技部女子監督の鯉川なつえ教授らが講演した。

女性スポーツ研究センター副センター長の鯉川氏は「女性アスリートのコンディショニング」をテーマに講演。「女性アスリートが直面しやすい課題」を身体・生理的▽心理・社会的▽組織・環境的の3つに分類した。

身体の変化や月経などの身体・生理的課題には超低用量ピルの服用など適正な処方で対応できるとした。心理的課題の克服には「女性は自分を過小評価しがち」(鯉川氏)といった、特性を理解した上でのサポートが求められると話した。

スポーツ指導者研修会を兼ねて開き、学校部活動やクラブチームの指導者らも多く参加した。鯉川氏は「コーチの知識不足が選手寿命を短くする」として、主に育成期の指導者に正しい知識を持つ大切さを説いていた。