鈴鹿 演劇で自己表現を体感 鈴西小でワークショップ 三重

【写真を元に物語を創作する児童ら=鈴鹿市深溝町の市立鈴西小学校で】

【鈴鹿】三重県鈴鹿市深溝町の市立鈴西小学校で21日、演劇の手法を使ったワークショップがあり、4―6年の約130人が自己表現を体感した。

児童の創造力に働きかけることで、豊かな心を育むことや主体性向上を目的に、同市文化振興事業団が主催し、今年で2年目。

児童らは学年別で授業に参加。長崎県を中心に活動する劇団「F'sCompany」の劇作家・演出家、福田修志代表(44)が講師を務めた。

5年生41人を対象にした授業では、児童らが3班に分かれて、3枚の写真を元にした物語を創作。名前と性格を設定したカードでそれぞれの役割を決め、祖父の思い出の場所を目指して冒険に出る話や、本の世界に紛れ込んだ保育園児の話などを考え、班ごとに発表した。

福田代表は「表現というジャンルに演劇がある。表現はやる人と見る人がいないと成立しない。見たり聞いたりすることも立派な表現。自分の気持ちをどういう形でもいいのでしっかり伝えることが大切」と話した。

頭がいいリズ役を担当した5年B組の村山小梅さん(11)は「自分たちで作った話の世界に入り込んで、みんなとせりふを言いながら楽しめてよかった」と話していた。