救命装置が有効期限切れ 四日市海保の巡視艇 三重

【四日市】三重県の四日市海上保安部は21日、遭難時に機能する巡視艇の救命装置の有効期限が約1年間過ぎていたと発表した。船舶安全法違反に該当する。

海保によると、期限が切れていたのは船舶の遭難時に信号を発信するブイ式の装置。沈没などの際、水圧の変化を感知して船から自動的に切り離すため、水圧センサーが組み込まれている。そのセンサーの有効期限が昨年2月までだった。

業者の定期点検で20日に発覚。平成30年12月にあった前回の業者点検では期限切れが近いことに関する報告はなく、海保も装置の点検は行っているが、見落とした。今回の事案を受け、海保は所属する全ての船舶を確認。他に期限切れのセンサーはなかった。

田脇徹部長は「国民の信頼を損なう行為で誠に申し訳ない。原因究明の上、具体的な再発防止に努める」とコメントした。