伊勢 郷土の企画3テーマ再び コミセン開館10周年特別展 三重

【四郷地区の歴史や文化を伝える資料などを紹介する上野さん=伊勢市楠部町の四郷地区コミュニティセンターで】

【伊勢】三重県伊勢市楠部町の四郷地区コミュニティセンターで、開館10周年を記念した特別展が開かれている。開館以来、地域住民が定期的に開催してきた郷土の歴史や文化に関する企画展の中から、選定した3テーマを再展示。同センター地域交流室運営委員会の上野尚さん(73)は「今後も住民参加の企画展や作品展を充実させ、地域に親しまれる場にしていきたい」と話している。

同センターは市の支所と、隣接する四郷小学校の特別教室との複合施設として平成21年に開館。郷土資料館も兼ね、古い農具や生活用具なども展示している。地域の歴史に関心を持ってもらおうと企画展にも力を入れ、住民でつくる地域交流室運営委員会が、年に3、4回開き、発信を続けている。

特別展では、同地区で確認された古墳や出土品などを紹介した「四郷の古墳」、明治初めまで続いた伝統神事を伝える「贄海(にえうみ)神事の記録」、地域に大被害をもたらした「伊勢湾台風の記録」の過去の3つの企画展を紹介した。

上野さんは「関心を持ってくれる人が増え、他地区や市外からの来場もある。若い世代に参加してもらい、学習と交流をテーマに活動を続けたい」と話していた。

特別展は3月末まで。土曜、祝日は休館。