明和町 初期斎宮の建物発見 26日現地説明会 三重

【東から見た塀に付属する門の跡(斎宮歴史博物館提供)】

【多気郡】斎宮歴史博物館は26日、三重県明和町竹川の史跡斎宮跡第197次調査現場で現地説明会を開く。飛鳥・奈良時代の初期斎宮中枢域の建物2棟と塀、塀に付属する門の柱穴が見つかった。参加費無料。

同館は初期斎宮の解明を目指し、史跡西部で発掘調査を進めている。調査現場は同館から南に約500メートルの近鉄線路沿い。平成30年度の第193次調査地の南に位置する。第193次調査では飛鳥時代の斎宮中枢域を区画する塀や区画内部の掘立柱建物を確認した。中枢域は東西約41メートル、南北約55メートル以上ある。

今回の調査では、193次調査で出てきた塀や建物の続きと、塀に付属する区画出入り口の門の柱穴が出てきた。建物2棟は区画内部にあり、塀も含めいずれも北から東へ約33度傾いた方位。奈良時代の堀立柱建物と塀の跡も見つかり、こちらは南北に合わせていた。

同館は「初期斎宮の構造や展開を考える上で重要な成果があった」としている。

説明会は午前10時半―正午と午後1―3時。問い合わせは同館調査研究課=電話0596(52)3800=へ。