都道府県対抗男子駅伝 三重8位で6年ぶり入賞

第25回全国都道府県対抗男子駅伝は19日、広島市の平和記念公園前発着の7区間、48キロで行われ、長野が2時間17分11秒の大会新記録で3年ぶりに制した。三重は過去最高記録を上回る2時間18分50秒で8位に入り、7位だった第19回大会以来6年ぶりの入賞を果たした。

三重は1区の伊藤秀虎(四日市工高)が26位でタスキをつないだ。2区で昨年12月の全国中学駅伝1区区間賞の倉本晃羽(白子中)が6人抜き、3区で元日の全日本実業団対抗駅伝3区区間新、区間賞の西山雄介(トヨタ自動車)=伊賀白鳳高出=も6人を抜いて追い上げた。

4区で山中秀真(四日市工高)が5人を抜いて9位に浮上すると、5区の佐伯陽生(伊賀白鳳高)も粘り強い走りで順位を保った。6区で加世堂懸(川越中)がやや苦戦し13位に後退するが、最終7区で塩澤稀夕(東海大)=伊賀白鳳高出=が再び順位を押し上げ、ゴール直前で猛追する宮城アンカーの村山紘太(旭化成)を「胸の差」(塩澤)でかわして8位でゴールした。

1位の長野から2時間18分41秒の6位・茨城までが大会記録を塗り替えるハイペースなレース展開。全7区間中1区と6区で区間新記録も誕生した。三重の1区に抜てきされた伊藤は「入賞はうれしかったが、もっと前の位置でタスキを渡したかった」と悔しがったが、真内明監督(NTN)は「目標タイムは上回った。皆力通りの走りをしてくれた」と選手らをねぎらった。

その上で加速する一途のレースの高速化にも警戒し、「記録で過去最高タイムを出せたことは喜ばしいが順位を過去最高にするには個々のレベルアップが必須」と、特に中高生世代のさらなる奮起に期待。中学卒業後、県内高校で陸上を続けるという倉本は「来年もメンバー入りして高1でも強いと思われる選手になりたい」と誓っていた。