南勢養鶏が破産申請へ 東京商工リサーチ津支店が発表

東京商工リサーチ津支店は17日、鶏卵の生産販売を手掛ける南伊勢町伊勢路の南勢養鶏(萩原真郎社長)が16日付で事後処理を弁護士に一任し、破産申請の準備に入ったと発表した。負債総額は平成30年12月期で約3億3千万円。

支店によると、年間3000トン以上を生産する県内最大規模の鶏卵業者だった。平成23年の鳥インフルエンザで事業継続が危ぶまれたが乗り切り、26年12月期には約17億3000万円を売り上げた。

その一方で、採算性の低い経営体質から脱却できず、たびたび赤字を計上。鶏卵の価格相場は安値傾向が続いた上、顧客への納入量が減少した。借入金の返済が進まず、見通しが不透明なため事業継続を断念した。