県民参加予算 最多は避難所事業 三重

【投票結果の報告を受ける鈴木知事(右奥)=三重県庁で】

三重県は16日、令和2年度当初予算案の知事査定で、県民参加型予算(みんつく予算)の投票結果を発表した。得票数の最多は、避難所グッズの開発や防災レシピ教室を実施する事業だった。県は投票の多い順から総額5千万円以内で実施する事業を選ぶ。

得票数が最多となった「みんなでつくる避難所プロジェクト事業」は、全体の11・6%に当たる739票を獲得。2位は、県内で活躍する外国人をドキュメンタリー映画で紹介する「映画で知ろう!みえで活躍する外国人住民事業」で687票だった。

3位は「県民参加・体験型食品ロスゼロ啓発プロジェクト事業」で511票を獲得。4位は「子どもたちのインターネットトラブル防止事業」、5位は「これからの移動手段チャレンジ事業」、6位は「みえの宝!子ども見守り活動応援プロジェクト」だった。

財政課の担当者から投票結果の報告を受けた鈴木英敬知事は「多くの投票に感謝したい」とした上で「大事なことは採用されなかった事業の提案や意見をどう生かしていくか。各課の施策などに反映させるなど、今後の参考にしてほしい」と指示した。

みんつく予算は県民の声を予算に反映させることを目的として、県が今回の予算編成で初めて導入した。先月7日から約1カ月間、実現させたい事業を20件の候補から選んでもらう県民投票を実施。2837人から6381票が寄せられた。