聖火リレー・三重ルート マラソン瀬古さんら選出 県実行委推薦

三重県内12市町を4月8、9両日巡る東京五輪の聖火リレーで、県実行委員会は16日、県内を走る県実行委推薦の聖火ランナー24人を発表した。ランナーにはマラソン男子元五輪代表の瀬古利彦さん(63)ら県内出身のオリンピアンやパラリンピアン、芸能人のほか、将来のオリンピアンとして期待される県内のジュニア選手などが選ばれた。

県実行委はランナー184人のうち29人を公募で、24人を推薦で決定。組織委員会が定める条件に基づき、五輪出場経験のあるスポーツ選手や県内出身の芸能人、功労者らを推薦した。

スポーツ選手では、瀬古さんのほかバドミントン女子ダブルスで北京五輪5位入賞の小椋久美子さん(36)を選出。車椅子テニス男子ダブルスでアテネ・パラリンピック金メダリストの齋田悟司選手(47)や、陸上女子走り幅跳びリオデジャネイロ・パラリンピック4位入賞で、東京パラリンピックへの出場が内定している前川楓選手(21)も走る。

芸能人では、元ビーチバレー選手の浅尾美和さん(33)やタレントの磯野貴理子さん(55)、元サッカー日本代表の小倉隆史さん(46)、お笑い芸人のチャンカワイさん(39)、歌手の鳥羽一郎(67)さんが選ばれた。

ジュニア選手10人はグループランナーとして、同じ区間を一緒に走る。国内外の競技会で活躍が期待される「チームみえスーパージュニア」の指定選手や「吉田沙保里大賞」の受賞選手の中から新年度に中学1年―高校3年となる選手をランナーに推薦した。

県実行委会長の鈴木英敬知事はぶら下がり会見で「全国的に著名な方や各分野で多大な功績を残された方が当日走っている姿を想像すると、今から非常に楽しみ」と語った。

初日の8日は四日市▽鈴鹿▽亀山▽津▽鳥羽▽伊勢の6市を、2日目の9日は伊賀▽名張▽松阪▽大紀▽紀北▽熊野の6市町を巡る。各ランナーの走行場所は2月以降に公表。1人当たり約200メートル走る。

聖火リレーは3月26日に福島県の「Jヴィレッジ」を出発し、121日間かけて47都道府県の858市区町村を回る。七番目の三重県は愛知県から聖火を引き継ぎ、次の和歌山県につなぐ。7月24日の開会式で聖火台に点火される。