県議ら大地震想定避難 三重県議会単独で初の訓練

【訓練で、ヘルメットを着用して避難経路を確認する県議ら=三重県議会議事堂前で】

三重県議会は15日の本会議後、南海トラフ地震の発生を想定した避難訓練をした。県議や事務局職員ら約70人が参加し、避難経路や議会の手続きを確認した。県議会単独で避難訓練を実施するのは初めて。

昨年6月に改訂した大規模地震対応マニュアルに基づき、災害時にとるべき行動や役割を確認するため開催。本会議中に南海トラフ地震が発生し、津市内では震度6強の揺れが起きたと想定して実施した。

議場で地震の発生を知らせる音声が流れると、県議らは机の下にもぐり、身の安全を確保。中嶋年規議長が地震の情報を伝えた後、県議らは本会議の延会を決め、ヘルメットを着用して一斉に議場を出た。

議員らは避難経路を通って1階まで降り、県議会議事堂前に集まった。訓練後には、発災から72時間後を目安に開くとマニュアルで定めた災害対策会議を開催。各会派の代表者らが出席した。

県議会は本年度、地震の発生に備えて折り畳み式のヘルメット350個を購入。同日に開会した2月定例月会議から議場に配備し、議員席や傍聴者席などの座席下に袋に入れた状態で設置した。