県産材利用促進へ初会合 三重県議会の検討会 9月にも条例案

県産材利用促進条例(仮称)の制定を目指す三重県議会の検討会(11人)は15日、初会合を開き、座長に田中祐治委員(自民党県議団、二期、松阪市選出)、副座長に中瀬古初美委員(新政みえ、2期、同市)を選んだ。9月にも条例案を提出する方針。

中嶋年規議長は「東京オリンピックや三重とこわか国体を前に、県産材の利用促進に向けた機運が高まっている。立案に向けて熟議を尽くしてほしい」とあいさつ。田中座長は「製材業や林業は大変厳しい状況。調査や研究を進め、幅広く議論したい」と述べた。

9月の条例案を提出するスケジュールに対し、最大会派「新政みえ」の委員らは「現地調査を十分に実施すべき」「県の状況を十分に把握する必要がある」と指摘。田中座長は9月の提出を目指しつつ、検討状況を踏まえて柔軟に対応することで理解を求めた。

検討会は県の施策や県産材を取り巻く状況、他県の条例を調べるため、関係者への聞き取りや現地調査を実施する方針。条例案には利用促進の理念、県や市町の役割を盛り込む予定。県議会事務局によると、同様の条例は既に17県で制定されている。