認知症予防の準備体操「家の外に出る、人に会う、しゃべる」 東員町で「mottoひょうご」の栗木剛氏講演

【講演する栗木氏と聴講する参加者ら=東員町山田の東員町保健福祉センターホールで】

【員弁郡】東員町社会福祉協議会(安藤修平会長)は11日、町保健福祉センターホール(同町山田)で「福祉のつどい&支え合いフェス」を開いた。「mottoひょうご」事務局長の栗木剛氏が「みんなが集い活躍する“支えあい活動”とは」と題して講演し、ユーモア満載の栗木氏の話に、参加者約150人が詰め掛けた会場は笑いの渦に包まれていた。

栗木氏は、高齢者が多くを占めた参加者に対し「家の外に出る▽人に会う▽しゃべる―を生活習慣に入れているかが認知症にならない人の有意差。今日の参加者は支える側の人が多いと思うが、家を出て場に参加してもらうことが認知症予防の準備体操につながる」と語った。

さらに「支えに行くことがご自身の健康寿命を延ばすことにもつながり、活動していることで自分が得している部分もある。『してあげてばかり』と思っていると顔に出るし、つらくなると地域サロン運営などは続かなくなる」と指摘した上で「サロンなどの第一目的はその場に来てもらうことで、その第一義を見失わないように」と強調した。

最後に「支える側が、自分も支えてもらっている、有難いという気持ちでいることが次につながる」と呼びかけた。

講演後は町内九地区から、健遊会(笹尾西四丁目)▽カフェにしよん(同)▽お茶しませんか(笹尾東四丁目)▽大木地区地域福祉委員会(大木)▽中上地区見守り会議(中上)▽あさがおカフェ(城山)▽カフェみなみ(南大社)▽ろくちゃんカフェ(六把野新田)▽カフェとっとり(鳥取)▽瀬古泉カフェ(瀬古泉)―の十団体がホール内に簡易ブースを設置し、活動を互いに発表し合う「支えあいフェス」を開催。ブース出展者の交流会もあった。