意思決定の遅さ克服を 三重県議会議長 係長ポスト設置を評価

中嶋年規県議会議長は10日の記者会見で、県が相次ぐ事務処理ミスへの対応策として令和2年度から本庁に「係長」のポストを新設する方針を固めたことについて「良い方法だと思っている」と評価した。

元県職員の中嶋議長は「私が県職員だった当初は係長がいたが、意思決定の遅さが課題だった。北川改革では、意思決定の迅速化や個人の能力を高めることを目的に組織がフラット化された」と紹介した。

一方、改革によって新たな課題となったのは「チェック体制の甘さだった」と指摘。係長ポストの新設について「意思決定の遅さを克服できるのであれば、良い方法だと思っている」と述べた。

チェック体制を整えつつ意思決定を迅速にする手法を問われた中嶋議長は「県はスマート自治体を目指してICT(情報通信技術)などの活用を進めている。技術を用いた迅速な意思決定に期待する」と述べた。