
【鈴鹿】三重県の末松則子鈴鹿市長は10日、定例記者会見で「引き続き市の将来展望をしっかりと見据え、市政運営にあたっていく」と年頭の抱負を述べた。
末松市長は、市内公立保育所の拠点と位置づける西条保育所の4月開所を前に、「子育て支援や保育への多様化するニーズをしっかりと見据えていく」と述べたほか、教育面では子どもたちへのプログラミング教育の推進など、学力向上に向けた良質な環境の創出に意欲を示した。
そのほか、総合的な公共交通体系の構築に向けては、市にふさわしい移動手段のあり方を検討し、実証実験を始めたいとの考えを示し、「昨年より具体的な取り組みを進めたい」と述べた。
道路整備については、8日の鈴鹿四日市道路新規事業化に向けた国への要望活動での手応えについて、「好感を得たように感じている」と話した。