津 真ちゅう使った立体作品 三重画廊で山本莞二展 三重

【真ちゅうを使った立体作品を紹介する山本さん(右)=津市中央の三重画廊で】

【津】三重県桑名市内堀の現代美術作家、山本莞二さん(83)の個展が、津市中央の三重画廊で開かれている。真ちゅうを使ってさまざまな光を表現した大小の立体作品19点を展示販売している。12日まで。

山本さんは松阪市に生まれで三重大学芸学部(現在の教育学部)出身。愛知県で美術教師をしながらモダンアート協会で作品を発表し現在同協会会員として制作している。

同所では平成21年以来の個展。いずれの作品も「光の風景」のタイトルが付く。直径2―3ミリの細長い真ちゅうを等間隔に溶接し、面や点のきらめきの集積で川面のさざ波、星空、ダイヤモンドダストなどを表現している。

山本さんは制作にあたって下絵は描かず「いかにチカチカ光らせるか、頭の中で完成形をイメージし形にしている」と話す。

来場した県立飯野高校3年の佐藤世蘭さん(18)は作品に見入り「発想が豊かで柔軟性があってすごい」と感想を話した。