戦闘ヘリなど編隊飛行 陸自明野が年頭訓練 三重

【年頭編隊飛行訓練に向けて離陸するヘリコプター=伊勢市の陸上自衛隊明野駐屯地で】

【伊勢】三重県伊勢市小俣町明野の陸上自衛隊明野駐屯地航空学校で9日、恒例の年頭編隊飛行訓練があり、佐賀県での同型機による事故での飛行中止を経て、昨年12月から飛行訓練を再開したAH―64D戦闘ヘリコプターなど、所属機体11機が編隊を組んで伊勢湾上空を飛行した。

新年の訓練開始日に併せて、隊員の飛行能力向上と一年間の航空安全確保を目的に実施。約600メートル上空を時速約150キロの速さで松阪市や明和町、伊勢、鳥羽市上空など約58キロを飛行した。

訓練に先立ち、隊員ら約400人が訓練開始式に参列。学校長兼明野駐屯地司令の服部正陸将補は、「海上自衛隊の派遣が決定している中東地域においては、昨日からのイランによる在イラク米軍基地への複数の弾道ミサイル攻撃など米国とイラン間の緊張が極度に高まっている。わが国周辺でも北朝鮮の新型戦略兵器の試験や中国による領海侵犯等、安全保障環境は極めて厳しい状況にある」と述べ、「航空学校は全国の航空科部隊の模範であり、その自負心と誇りを体現する飛行を示してほしい」と訴えた。