尾鷲幼稚園の3年保育を PTA関係者ら 市長に6358人分の署名提出 三重

【加藤市長(右)に署名を提出する大川さん=尾鷲市役所で】

【尾鷲】三重県の尾鷲市立尾鷲幼稚園の三年保育実施を求めて、同幼稚園のPTA関係者ら4人が8日、市民から集めた6358人分の署名を加藤千速市長に手渡した。

3年保育を実施している市立三木幼稚園(同市賀田町)は少子化のため本年度末で廃園になる。このため、3年保育を実施する幼稚園はなくなる。

市教育委員会によると、来年度に3歳児になる子ども76人中、74人が保育園を希望しているという。12月の市議会行政常任委員会で、市は「3歳児は発達の差が大きく、集団での活動時間を十分に確保する必要があり、少なくとも10人ほどを確保できる状況での実施を検討したい」と回答している。

この日、尾鷲幼稚園PTA会長の大川晋右さん(35)らが市役所を訪れ、市民から集めた署名を加藤市長に提出し、今年4月から尾鷲幼稚園で3年保育を実施することなどを要請した。

加藤市長は「署名は重く受け止める。尾鷲の実態や動向を見ていきながら協議させてほしい」と答えた。