喜寿記念に画集出版 鳥羽の野村さん、あすから個展も 三重

【個展会場で画集を紹介する野村さん=玉城町宮古のギャラリーボナールで】

【度会郡】三重県鳥羽市若杉町の画家で絵画講師の野村昭輝さん(77)はこのほど、喜寿記念の画集を出版した。8日には、玉城町宮古のギャラリーボナール(前田珠男館長)で出版記念祝賀会を開催。10日から19日まで、新作や画集に収めた油絵を含む39点が並ぶ個展を同ギャラリーで開く。

野村さんは中学卒業後、三重交通のバス整備士として働き、17歳から油絵を始めた。「現場主義」をモットーに深呼吸のできる風景を求めて各地に出掛け、現場でしか感じることのできない空気感や色合いをキャンバスに表現。現在は作品制作に取り組む傍ら、自宅と志摩市で絵画教室を開き、鳥羽市の文化講座などの講師も務めている。

これまで59年間で2917点を描き続け、画集は平成20年に第1集を出版。今回は前田館長の勧めもあり、喜寿記念の第2集を500冊制作した。A4サイズ横型、96ページ。鳥羽志摩などの風景画や静物画計161点を収蔵し、1冊3千円(税込み)。同ギャラリーや野村さんが自宅近くに開いた「ノームル美術館」で販売する。

野村さんは「画集を出版してこんなに幸せなことはないし、ここまでこれたのも皆さんのおかげ。80歳でタイサンボクの花を描くという夢に向けて絵を描き続けたい」と話した。

画集の問い合わせは野村さん=電話080(4291)9289=へ。